こんにちは(♡)メイク・着付け担当の小縄です
『芸妓さん舞妓さんは一体なにをしている方たちなのか』
日本人の方も意外と知らない芸妓さん舞妓さんの実態をお話していこうと思います
まずざっくりいいますと、舞妓さんというのは芸妓さんになるための修行期間のことを言います。
年齢的には15歳から20歳の未成年の女性の方が基本
芸妓さんは何歳までというのがないので、幅広い年代で活躍されている方が沢山いるんです
舞妓さんはお酒の席で舞いや唄の芸事を披露したり、お酌や会話をしたりしてお客さんをおもてなしする職業です。
お茶屋さんで舞妓とお酒を飲みながら遊ぶことを「「お座敷遊び」」と言います。
先輩の芸妓さんについていって、お客さんと対面しおもてなしをするときも、
舞妓さんはまだ芸事のプロではありませんので、お客様に対する心遣いを先輩の芸妓さんから学ばれるのです
事務所兼養成所である置屋さんで舞妓さんは住み込み三味線や芸事を習い、自分のスキルを磨いていきます
ちなみに、舞妓さんは修業中の身分のためにお給料はもらえませんが、置屋が衣食住を保証してくれ、
芸事を習うお金も置屋が払ってくれますので、出費はありませんが収入もほとんどありません
舞妓が使っている言葉は「京ことば」といい、言葉はいわゆる関西弁や京都の方言ではなく、舞妓独特の言葉遣いです。
最近では京都出身の舞妓が減っていることもあるので、
京都以外の地方出身者でも共通の京ことばを覚えて日常的に使いこなせればいません。
舞妓の着付けや特徴的なお化粧を覚えることも仕事の1つです。
慣れないうちはどうしても時間がかかってしまう普段着の着付けやお化粧も仕事のうちなので、スピーディに
着こなせるようにならなければなりません。お化粧や髪のセットは、最初は先輩に手伝ってもらえますが
なるべく一人で早くできるようになる必要があります。舞妓さんのお仕事着はおとこしさんが着付けて下さいます。
芸妓さんや舞妓さんは、普段会うことができないような方とお話をできる機会が多いですので、様々な仕事をされている方や、
普段生活していて関わることができないような方々とも色々なお話を通して交流することができます。
舞妓さんとは、華やかなイメージではありますが、日々の努力の積み重ねをしなければ、芸妓さんになることも
難しいのです...。ですが、舞妓さんになると普段なら経験しがたいことが沢山経験できるというのを、
このブログを書いて、改めて感じましたね
長くなりましたが、最後までご清聴ありがとうございました(♡)