舞妓体験処 ぎをん彩のメイクオタク園です
前回のブログ↓↓に続いて和化粧の世界【パーツメイク編】です
舞妓体験処 ぎをん彩のメイクオタク園がご紹介する和化粧の世界【白塗り編】
ぎをん彩では、白塗りが完成した後は、頬紅で血色を足していきます
↓使うのは三善さんの頬紅ピンク色のほう
よくお客様から「チークも入れるんですか?」ときかれるのですが、
舞妓さんの場合はチークを入れるというよりも、お酒を飲んだ時にぽっと赤くなるような、内側からにじみ出るような血色を表現する程度です
チークのように入れてしまうと、おてもやんのようになってしまいます。。。
↓
(いや、おてもやんも可愛いんやけどね、ちょっと違うのです。。。。)
ほんものの舞妓さんを見てみましょう↓↓
少しわかりづらいですが、額のエッジあたりから目の周り、鼻筋にかけてピンクが入っています
ほわっと浮きだつ血色感なのですよ
これが可愛いし、入れ方によっては色っぽく見えたりもするんです
そして、次は目元のお化粧に注目してみましょう
舞妓さんや芸妓さんは白塗りをするので、死人だと思って悪い霊が寄ってこないように「厄除け」を入れます。
厄除けは「生きてますよ」という意味を表す血の色である赤色を入れます。
紅で入れたり、頬紅の赤を使ったりと発色の仕方で仕上がりが変わるのでぎをん彩ではお客様のなりたいイメージに合わせて使い分けています。
よく使うのが、リップライン用の赤ペンシル↓↓
ぎをん彩では、ただ厄除けをいれるという目的だけではなく、
厄除けの入れ方で目の印象を変えていきます。
その代表例がコチラ↓↓
舞妓はたれ目がちに、芸妓はつり目がちに厄除けを入れることが多いのですが、
お客様のリクエストに合わせて舞妓でもつり目っぽくシャープに仕上げたりもできますよ
そして、目をパッチリ大きく見せたり、きりりと大人っぽい目元に見せたりと、
アイメイクの決め手になるのが「黒のアイライン」
和化粧の時は白塗りの上から使っても色がしっかり発色する「ルボタン」というステージ用のアイラインを使っています。
かなり濃く黒が発色するのと、ツヤ消しのタイプを使うことで黒々したラインをひくことができます。
舞妓さんのお化粧の時はアイラインで目の大きさが変わるので、二重さんでも二重幅いっぱいに太めにひいたり、アイテープで上げてよりアイラインがよく出るように工夫したり、
一重さんはもう一つ目があるくらい太くひいたりと、メイクスタッフはお客様のなりたいイメージや目の形を見て試行錯誤しながら仕上げます。
詳しく描き出すとかなり長くなってしまうので、過去のブログも参考に
舞妓体験をする時はどうなるの?という疑問にお答えするブログ 【アイプチ編】
メイクオタク園がお届けする!舞妓さんの白塗りメイクって私に似合うの!?と心配な方にお届けする舞妓体験処 ぎをん彩の和化粧で可愛く&キレイになれる秘密♡
アイメイクの最後に、マスカラについて。
白塗りをした後は、まつ毛にも白い粉などがついて真っ白になりがちなのです。
なので、マスカラは必須アイテムなのですが、普通のお化粧と違ってビューラーでまつ毛をカールさせることはあまりしません。
ベースが真っ白のところにまつ毛がカールされて出て見えるとビックリ
したような目元になるからです
下向きにマスカラを塗って黒目がちにしてあげるとより可愛いですね
いかがでしたか?
ぎをん彩の和化粧ならではな違いを感じていただけたでしょうか?
頬紅とアイメイクだけでも長くなってしまったので、
また次回もパーツメイク編の続きを書きますね
ぎをん彩のyoutubeでは主に舞妓さん・芸妓さんのお化粧動画や近隣の観光案内をご紹介しています♪
ご来店の参考にご活用くださいね(^^♪
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