みなさんこんにちは。最近の寒さに心が折れそうになっている髙沢です(>_<)
みなさん京都にお越しの際は暖かい服装で来てくださいね!!
そんな髙沢は前回に続きメイクのこだわりを書かせていただきたいと思います。
しばしお付き合いください(#^^#)
今回私のブログに登場してくれたのはMちゃんです♡
とっても色っぽいMちゃん!なんとまだ二十代前半なんですΣ(・□・;)
今までに舞妓さんを体験されたことがあったようで今回はきりっとかっこいい芸妓さんになってくださいました。
きりっとかっこいい芸妓さんのメイクをMちゃんにさせていただく時に考えたことは(お客様のお顔立ちにもよりますが)、
『パーツにふんわりは必要ない!!』です('ω')!!
Mちゃんの目の形に合わせて笹眉に少しアーチを加えて切れ長にしてみました。
目元がシャープなMちゃんの目を活かして縦の幅よりも横の幅を意識してアイラインの太さを決めました。
それと同時に目の下の厄除けの赤を中央よりも内側に長めにいれて、上の厄除けも紅でしっかり尚且つ細長く引かせていただきましたよ。
より切れ長の色っぽい目元になったのではないでしょうかね?!
次は紅です。芸妓さんの紅を引く時は上唇も下唇もぽってりと引くのですが紅にもシャープな印象を持たせたかったのでMちゃんのパーツの位置と唇の形を考えて上唇の真ん中の谷をしっかりと入れ込みました!
この谷を入れ込み過ぎると鼻の下が長く見えてしまうのでみなさんのお顔立ちに合わせて調節させていただいております(*^-^*)
そして着付けですが、白い衿はしっかり出しつつ鎖骨が少し見えるように衿合わせをしました。
粋で色っぽく(ただやり過ぎるとだらしなく見えます)尚且つ芯の通った凛とした雰囲気を出せたのではないかと思います。
帯も中心を下げて帯揚げを中にスッキリ入れ込むことで胸元の丸みを出し芸妓さんならではの女性ラインが作りだせると思います!
そして今回私が一番こだわらせていただいたのが《白塗り》です!!!
当店では真っ白の練りおしろいとピンクの練りおしろいを使用しています。
このピンクの練りおしろいにこだわってみました!!(細か過ぎてすいません(;^ω^)笑)
粉のピンクの柔らかさではなく、今回は艶っぽいピンクを出したくて練りおしろいにトノコというピンクのお粉を入れ、練り、水でといて使いました。このピンクの量でお顔の血色は変わってきます。Mちゃんの可愛らしさも残したかった私は浮き出る赤みを表現したかったんです!!
どうですか?!(笑)
最後にMちゃんは誕生日が次の日だったのでステキな思い出になってくれていれば嬉しいです♡
次は当店で舞妓さんになってくださいね(*^-^*)
《お誕生日おめでとう Mちゃん》
前回の「高沢流 舞妓・芸妓メイク~上品編~ Rちゃん」はこちら