みなさまこんにちは!
ぎをん彩のブログをご覧くださりありがとうございます(^^)/
12月に入って湯船につかってほっこりし始めた辻下です。熱めのお風呂が好きです。
京都は一気に空気が冷えてきて、町のたたずまいがきりっと引き締まった気がします!
みなさまのお住まいの地域はいかがですか?
本日はそんな冬の京都の風物詩の一つ!
「舞妓さんのお正月」についてご紹介したいと思います!
お客様から「お正月舞妓風に!」とリクエストいただくことがあるので
どうしよっかなぁ~とお考え中の方がいらしたら
よろしければ、参考にされてみてくださいね(^^)/
お正月舞妓さんって何が違うの?
舞妓さんは普段、色とりどりの可愛らしいお着物をきていらっしゃいますが、
(岸のブログではコーディネートを紹介中!)
実は一部の行事のみで着られるお着物があるんです!
それがこちら♪↓↓
※出典「京都の花街ー芸妓・舞妓の伝統美ー」
はっとした方!そうです!黒地のお着物です!!!!
よく見ると肩には紋付きがあります!
黒紋付きのお着物は舞妓さん、芸妓さんともに「正装」と呼ばれ
特別なとき(お店出しの日やお正月)にしか着られないんです!
黒紋付きのお着物を着られた舞妓さんを見られた方はとってもラッキーですよ>!
帯は白地にゴールドの華やかな組み合わせ☆
簪は松が主役のものをつけられていることが多いです
あどけないお化粧の舞妓さんが黒のお着物を着られると
ぐっと引き締まって少し大人びた表情になりませんか?
もちろん、お姉さん風メイクをされた方にはぴったりはまって
奥ゆかしい凛とした雰囲気をまとっていただけますよ(*^_^*)
(妹ちゃんメイクとお姉さんメイクの違いはこちら!)
そ し て!
こちらはお正月ではありませんが
12月中の舞妓さんの装い
※出典「京都の花街ー芸妓・舞妓の伝統美ー」
一見、普段の舞妓さんと変わらないように見えますが
簪にご注目
これは「もち花」といって
変わり簪の一つなんです!
舞妓さんのもち花の簪には「名札」がついていてそこにごひいきの歌舞伎役者さんからお名前をいただく習わしがあるんですが(詳しくは後ほど!)
この簪の辻下的胸キュンポイントは!
招き猫ーーーーー>!!!
そしてこのラフな鯛。
きっとゆるきゃら第1号ですよね。(笑)
この簪にはたくさんの「めでたいもの」が飾り付けられています!
というのも、本日12月13日は「事始め」といって
芸舞妓さんが今年お世話になった舞のお師匠さんのところへ
お礼と来年のご挨拶に回る、お正月の準備を始める日なのです。
お正月のあのまったりとしたあったかい雰囲気が待ち遠しいと言わん
ばかりの
わくわくする簪ですよね☆
そのほかにもお正月には稲穂や小鳥の簪など贅沢な芸舞妓さんが見れますよ☆
舞妓さんにとってお正月とは?
芸妓さん・舞妓さんの住んでいる花街では
1月7日に「始業式」と呼ばれる集まりがあり
そこに正装(黒紋付き・白地の帯・ブラなしの正月簪や稲穂の簪)で
花街の芸舞妓さんが一同に会します。
ここでは優秀な芸舞妓さんの表彰があったり、
みんなで芸舞妓さんの誓いを唱和し
改めて一流の芸舞妓として精進していくことを誓う
厳かな時間とされていらっしゃるそうです
1年の豊富を持つ!という感じでしょうか
ご挨拶の言葉は「おめでとうさんどす」
かわいいー!
さきほどもちょこっと触れましたが、
舞妓さんはもち花の簪にお付き合いのある歌舞伎役者さんから
お名前をいただいているのですが
この名前を書いた札を「まねき」と呼びます
違いますよ、まねきねこのまねきではありません!
辻下は初めて聞いたとき「だから招き猫!」と感動いたしましたが、
まったく関係ありませんでした(笑)
なのでまねきのかんざしにお名前をいただけるとゆうことは
今年1年も精進し立派に芸を極めたということなんですね!
かっこいいですよね
ぎをん彩ではどんなお客様のご希望にもお応えさせていただけるように
舞妓さんの知識やメイクについてスタッフみんなで勉強会をしたり
日々!腕を磨いて探求しているのですが…
そのたびに舞妓さんって奥が深いなぁとしみじみ感じます
ちょっと話がそれましたが、
舞妓さんの背景がわかると
体験もより一層楽しんでいただけるんじゃないかなぁと思い
舞妓さんのお正月についてご紹介させていただきました(*^_^*)!
特別な舞妓さんを体験してみたい
シックにかっこよく決めてみたい
という方がいらしたら
黒のお着物×白金帯でぜひお正月舞妓さんにも挑戦されてみてはいかがでしょうか??
皆様の体験に少しでも彩りを加えられたらうれしいです(*^_^*)