みなさんこんにちは。梅雨の季節がやってきましたね!外に出るのはちょっとなぁ~っと思っておられるお客様には朗報です!!
当店には雨の日でもバッチリなプランがぁー
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そしてこの時期からお外には浴衣姿の方々がちらほら京都の街に!去年購入して一度も袖を通していない浴衣を今年は着ようと思っている(長くなりましたが…笑)高沢です。
今回は私なりの芸妓さん着付けについてご紹介させて頂こうと思います
ではまずこちらから
襟の出方が良く分かる一枚です。基本的には縦長に白い襟を出すのですがJ様はとてもグラマーな方だったので襟先の方に向かって幅は少し広めに出してみました。そうすることで胸元をスッキリさせることができます。
この襟の出し方は肩幅がある方や肩が少しはっている方の着付けの時にも応用できますね!(普段の着物でやりすぎと年齢が少し上に見えてしまうので気をつけなければいけませんね)
次はお庭での一枚です。こちらは正面の帯角度が分かりやすいかと思います
舞妓さんでもそうなんですが帯をクロスにあわせます。脇の位置は高く中心を下げることで胸元がきれいに出て腰高になります。舞妓さんよりも低めに帯を結ぶ芸妓さんでも粋でいて脚長スマートにお仕度する事ができると思います。
では芸妓さんの後ろ姿はどのようになっているでしょうか?
芸妓さんは舞妓さんのだらり帯とは違い、二重太鼓になります。
舞妓さんよりも襟をぬく(背中を多く出す)のと、お太鼓の枕の位置を襟のすぐ下にもってくるので少し大きめのお太鼓になります。角をとらずシャープにすることで後姿にもキリッと感がでているのではないかと思います。
(角をとって丸みをもたせると優しい印象になりますね)
…と、ここまで芸妓さんの着付けについてご紹介させていただきましたので最後にJ様のメイクについて少しだけ
J様は海外の方で目鼻立ちもくっきりぱっちりでしたので、かっこいいメイクのリクエストでしたがキツイ印象にならないようにさせていただきました。
具体的には赤を入れすぎない、鼻筋を通しすぎない、アイラインの長さ・角度をつけすぎない。(←マイナスするメイク)
ですが、眉は中心によせてしっかりと角度をもたせ、アイラインを少し太めに引き、下紅をぽってりシャープに。(←プラスするメイク)
ポーズも表情もとても上手で色香漂う綺麗な芸妓さんJ様!!ありがとうございました。
舞妓さん・芸妓さんのメイクと着付けはお客様のお顔立ちや体型により合うようにお仕度させていただいております。
なんでも相談してくださいね!!