2015年02月06日
工藤がつくる幼い舞妓さん!!!
みなさまこんにちは!工藤です☆
すでにフォトグラファー永野がブログにアップしています作品撮り第二段!
http://kyoto-maiko.com/2015/01/22/%e5%b9%bc%e3%81%95%e3%81%ae%e6%ae%8b%e3%82%8b%e8%88%9e%e5%a6%93%e3%81%95%e3%82%93%ef%bc%81%ef%bc%81/
こんどはメイクを担当した工藤から、メイク・着付けのこだわりをお伝えしたいと思います♡
こんな感じのメイク記事をアップするのが久しぶりで緊張します(笑)
実は私はスタッフから舞妓マニアと呼ばれるくらい舞妓さんが大好きです!!!
よく本職さんの写真など見漁っています…
今回の作品撮りを利用して、
五花街のひとつ「宮川町」風のメイクをしてみたい!という欲求に挑戦しつつ
本職さんに限りなく近い舞妓さんを目指してみました☆
さらにテーマが「幼い舞妓さん」だったので
★下紅のみ
★アイラインなし(のように見えるくらい限りなく薄く引いてます(笑))
★カツラの形
★襟の開き方
にこだわりました!!!
宮川町風メイクは、やはり赤みの多さが特徴です!
眉・厄除けに赤を存分に使用しました。
さらにピンクの乗せ具合については、フォトグラファー永野のリクエストもあり(←普段よりちょっと濃いめにしてほしい)
本職さんらしさを保ちつつほわりと内側から色づく雰囲気を意識しました。
ピンクをムラなく均等に美しく乗せるためには、まず土台の白塗りもたいへん重要です!!!
そのためにはクレンジング・ふき取り加減・鬢付け油の量や均一さ・白塗りの溶き方まで
細かに計算して進めているんですよ!!!
それからかつらの丸み!!お分かりいただけますか?!
幼い舞妓さんほど、まるっこいシルエットなんです。(逆にお姉さん舞妓さんの髪型は比較的、先端が外に向いて広がっています。おわんをひっくり返したような?)
前髪の自然な丸みもお分かり頂けるでしょうか?!本職さんに近いラインを出せていると思います!!!
着付けについては、
・襟の角度・うしろの開き具合
が重要ですね。
前回の高沢の着付けと比べたら一目瞭然な違いがありますよ~
http://kyoto-maiko.com/2015/01/17/%e3%81%8a%e5%a7%89%e3%81%95%e3%82%93%e8%88%9e%e5%a6%93/
今回は幼い舞妓さんなので、襟の空き具合は狭くしてます。
さらにさらに!!!今回は、普段なら絶対できない挑戦をしたのが
帯揚げです!!
本職さんは、独特のくしゅっと感(ルーズ感?)のある帯揚げの巻き方をしているので、
わざと歪みがでるように巻いてみました☆…って言ってもまだまだ思い切りが足りないですね(>_<)
あと、この向かって左側にさしてある
きらきらした「びらカン」のさし方にもこだわったのですよ。
本職さんのびらカンは一般的に体験処で使われているものより大きく足も長いので、
こんな風に角度がついていることがほとんどです。(たぶん重いから&ピンなどで固定しないから不安定)
「ねらってあえて隙をつくる」って本当に細部まで気を配ってやらないと、ただ汚いだけになってしまうので
ほんとに難しいんです。
なので、私が本当にこだわりたいのは
「本職さんのようなシルエット」なのです!!!!
かつらの形・バランス・全身と帯の長さ・帯の形(これも花街によって少しずつ差があるんですよ!)・全体の調和…
そして、こだわって創り上げたシルエットがあれば、こんな風に本職さんと見間違えるほど臨場感ある撮影だって映えるんです♪
このショットは永野のセンスが光っていると思います。
ガラスに映った姿を撮ろうなんて発想が私にはなかったです。
上の三つの写真は全て私がリクエストしました!!
あえて「隠し撮り感」を出すことで、本職さんがカメラ小僧に撮られたような雰囲気でてますよね♪♪
右上が特にお気に入り♪
たまにこんなオフショットはさんでみたりして(笑)
フォトグラファー・モデルとまさに一心同体で創り上げた作品だと思っています。
普段はフォトグラファーはコーディネートとか一緒に考えたりしないと思うんですけど、
実は今回のコーディネートはすべて永野が決めたんです。
三人の信頼関係がないと生み出せない写真をたくさん残すことができました☆
もっともっと技術を上げて、もっとこだわって詰めていきたい部分もあるし、
もっとこんな風にしたかったっていうところももちろんありますが
またの機会にリベンジ&さらなる挑戦をしていきたいと思います(*^^*)
メイク・着付け 工藤 愛
フォトグラファー 永野 雄貴
モデル 津谷 絢子
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メイクや着付けがすすむごとにお客様が自分の変身に目をキラキラして輝かせていたり、自信を持ってテンション高く楽しまれている姿を見た時、やり甲斐を感じます。今後もそういったお客様がたくさん増えるよう、スタッフ教育と共に自分自身も成長し続けられるよう尽力したいと思います。
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お客様は、はじめは不安やドキドキが大きいと思うので、そのドキドキを和らげられるよう、とびきりの笑顔でお出迎えできるように心掛けています。お客様と相談しながらイメージをかため、仕上がったときに「イメージ通りです!」「想像していたよりも素敵です!」とおっしゃっていただいた時にとっても嬉しく感じます。
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お客様がかわいく変身されて喜んでくれた時が一番嬉しいです。「このお店を選んで良かった!」や、「お姉さんにメイクしてもらって良かった!!」と言っていただけた事は嬉しくて忘れられないエピソードです。
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着付けの時「苦しくないね」「帯、綺麗に決まってまっていますね」と言われることや、自分で着付けができるお客様にも「きれいに着付けできてすごいね」と褒められると、勉強したことが活かされているのかなと感じます。
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メイク、着付けと同じ時間一緒にすごさせて頂いて、思ってるイメージ通りの舞妓さん芸妓さんに変身できて喜んでいるお客様を見れる事が、すごく楽しくて「やっぱりこの仕事好きやな。」と思う瞬間です。
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自分のしたことでお客様に「ありがとう」と言って頂けた時も嬉しいですが、すべての撮影が終わって、お着物を外しお化粧を落とすお手伝いをしているときに、お客様同士で「本当に楽しかったね!」「来て良かった!」と話されているのを聞くと、心の中でガッツポーズをしています。
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白塗りを施し、眉、目元、口元とメイクが完成に近づくにつれて お客様が鏡に覗き込んで「綺麗!素敵だね」と言ってメイクを見て嬉しそうにしている様子や、 帰り際に名前を呼んでくださってありがとうと言ってもらえると、本当に嬉しく、元気を頂けます。 お客様には感謝で一杯の日々です!!
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